2年ほど前に、初めてコーチングセッションというものを受けました。
その時に、私が辿り着いた、私の理想の世界。
それは宇宙でした。
周りには誰もおらず。
私は一人でその宇宙という空間にいて、
光に包まれているのです。
恍惚とするようなその感覚は、
私が舞台の上でよく味わっている感覚でした。
12歳で初舞台を踏んだ時、
初めて味わい、以来魅せられてきた、
私の宇宙。
私はそれを
「個性が輝くロックな宇宙」
と名付けました。
誰もいない、と書きましたが
実際にはその宇宙に一人で居る訳ではありません。
宇宙で、星と星が離れて点在しているように。
そしてその星一つ一つが、それぞれ個々の輝きを強烈に放っているように。
周りには、それぞれの個性という輝きを放つ人たちが、
私の周りにはいて、
一緒にロックな宇宙を作り上げている・・・
舞台で、
一人一人の個性が光り輝き、
音楽と役と言葉とパフォーマンスによって
ものすごいエネルギーの集合体となって迸るように・・・
それが私の行きたい場所。
生きていたい場所。
理想の世界なのでした。
宇宙には限りがなく、
光はどこまでも、何万光年も先までも光を放ち続けます。
私たちという存在も。
その個性という名の光は、
際限なく輝き続ける可能性に満ちている。
途轍もないエネルギーを秘めている。
個性はぶつかり、ロックを奏でる。
そんな世界。
ブレーキを外して、自分の力を解き放つ。
そんな時間を可能にしてくれるのが、
私にとっては
舞台であり、演劇であり、歌であり、パフォーマンスです。
その芸術を通して、あらゆる人の可能性に迫りたい。
それが私の夢です。